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2009年4月27日 (月)

■今回の豚インフルエンザが新型インフルエンザである

新型インフルエンザという言葉は日本独自の表現である。英語にはパンデミック・インフルエンザという言葉しかないから、「新型ウイルスによる豚インフルエンザで、パンデミックを引き起こすかもしれない」という表現がされている。国内のマスコミもこの「swine influenza」を「豚インフルエンザ」と訳しているのであるが、我が国ではこのようなインフルエンザを表すのに適切な言葉がある。それが「新型インフルエンザ」である。

今回のいわゆる「豚インフルエンザ」は豚由来のH1N1インフルエンザウイルスが変異して人人感染する能力を得た「新型インフルエンザ」であると言える。しかしながら新型インフルエンザ=重症肺炎を引き起こす=高致死率とは限らないのである。現にメキシコ以外の国での発症者は皆軽症である。

WHOは今回の新型インフルエンザがパンデミックを引き起こす「パンデミック・インフルエンザ」なのかどうかを図りかねているのである。メキシコでは死者/感染疑い者共に増えている。何故メキシコでだけ死者が出るのか、不明である。もしかしたら新型インフルエンザによる死者以外の死者も含まれているのかもしれない。

また我々は、今回の新型インフルエンザの発生はまだ始まったばかりだということを知らなければならない。今回の第一波が去った後、早ければ9月末、遅くとも10月には第二波がやってくると僕は思う。我々はむしろそちらの方に備えなければならないのである。今回の症状がメキシコ以外で非常に軽症なのが、スペインフルを思い起こさせるのだ。

現在の状況で、パニックを起こす必要は全くない。しかし今年の秋以降、今回の新型インフルエンザの第二波が来ると想定して備えておく事は間違いなく必要な事であると僕は思う。

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